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虫歯の影響で病気リスク増大!?虫歯菌が脳出血を引き起こす!歯周病で命の危険!

   

虫歯は誰でも嫌ですよね?
虫歯になるのも嫌だし、歯科医院に通って痛い思いをして治療するのも嫌!
誰でも虫歯になりたくないものですが、最近わかったことで虫歯のさらに怖いリスクがあるということで調べてみました。

虫歯の新常識!虫歯菌が脳出血を引き起こす!?

虫歯菌と脳出血

実は日本人の大人90%以上の割合で虫歯になっているといいます。
さらに80%以上の人が知らず知らずに侵されているのが歯周病です。

多少歯が痛くても、虫歯だなってわかっていても、歯医者さんにかかるのはちょっと・・・とつい敬遠してしまうもの。
しかしそれがとんでもない事態を引き起こすといいます。

最新の発表で、国立循環器病研究センターによる発表でわかったことは、虫歯菌は驚くことに関係がないとも思えるような脳出血にも関与しているそうです。

虫歯菌が脳出血を引き起こす原因のひとつ
1.虫歯菌(ミュータンス菌)が口の中の微細な傷から入り込み、血管に侵入して全身にまわっていきます。
2.通常はほとんどが白血球によって退治されますが、白血球の攻撃を潜り抜けて強い虫歯菌の一部が脳の深いところにいってしまいます。
3.脳内の血管はコラーゲンでできていて、表面が非常に繊細で傷みやすく、血管の内側は内皮膜で覆われていますが、白血球を潜り抜けた虫歯菌は内皮膜を溶かして血管外側のコラーゲンと結合して侵食していってしまいます。
4.そこで白血球がコラーゲンに侵食している虫歯菌を攻撃するのですが、攻撃しすぎてコラーゲンを破ってしまい、脳出血を引き起こしてしまいます。

ミュータンス菌

歯周病は心筋梗塞のリスクを高める!

また、歯周病は日本人の成人のやく80%以上がかかっているといわれていますが、歯周病は歯茎や骨が溶ける病気です。
そして歯周病にかかっている人の心筋梗塞のリスクは普通の人の2倍にもなるという東京大学の研究結果が出ています。

1.どうして歯周病が心筋梗塞のリスクを高めるのかというと、歯周病菌が歯と歯茎の隙間から入り込み、歯茎を溶かしていきます。
2.歯周病菌を発見した白血球が歯周病菌を食べます。
3.歯周病菌を食べた白血球のあとに食べたカスが残ります。
4.食べたカスが泡状になって血管に付着して、それが血栓になっていく。
食べカスのサイズでは白血球は見つけられない。
5.食べカスがたまっていくと、心筋梗塞で最悪の場合死亡することもあります。

 

歯の数が少ないと認知症になりやすい!?

噛む回数と認知症

さらに歯の数が少ないと認知症になりやすいという結果が出ています。
データは65歳以上の年齢の方4425人に対して4年間という長期追跡した調査結果で驚く報告がされています。

人間の歯は28本(親知らず含めて32本)ありますが、比較対象として自分の歯が20本以上ある人と、入れ歯をせずに自分の歯が0~9本の人では驚くことに、認知症になるリスクが1.85倍にもなるそうです。

この原因として噛む回数(咀嚼回数)が少ない人ほど、
・脳の刺激が減少
・脳の機能が低下
つまり認知症になる確率が高くなりやすいということです。

なぜ噛むことと脳のはたらきが関係があるかというと、歯の根元と歯茎の間に支えになっている部分があり、その部分が刺激を受けると脳のほうに信号を送ります。
これによって歯を噛む→脳に刺激を与えるということになり、噛む回数が少なければ脳は刺激を受けず、認知症になりやすくなるというのです。

歯の数が少ないということは噛む回数や、噛むときの刺激を受ける部分が少ないため、それだけ刺激が脳に伝わらず、脳が衰えていってしまうことになります。

ただ、自分の歯が少なくなってしまったとしても悲観することはありません。
要は噛むときに歯茎の内部にあるセンサーに刺激が伝わればいいので、歯の本数が少ない、極端にいえば全部の歯がなくても歯茎だけでもしっかりと食べ物を噛むようにして回数をしっかり噛めば、歯がある人と同じように脳に刺激が伝わりますので、歯の少ない人ほど何度もしっかりと食べ物を噛むようにすることが肝心です。

 

寝ているときに増殖する虫歯菌と雑菌

寝ているときに菌が繁殖

では就寝時に口の中に発生する虫歯菌はどうなるのでしょう?

就寝前にしっかりと歯磨きをして口の中の虫歯菌を計測するとほぼゼロに近いのですが、9時間後起床して口の中を計測すると、虫歯菌の数がおよそ30倍にも増殖していました。
起床するときの口の中には虫歯菌のほかにたくさんの雑菌も一緒に増殖しています。

よく、就寝時に口呼吸をしているのはよくないといわれますが、口呼吸をすることで口の中が乾燥します。
乾燥した口の中は虫歯菌や雑菌が繁殖しやすい状態にあり、菌が口の中を充満したようになっています。

口の中に唾液で潤っていると、菌が繁殖しにくいうえに菌を唾液で押し流してくれるという効果もあります。

 

虫歯菌を寄せ付けない!技あり歯磨きテクニック

正しい歯磨き方法

では意外と知っているようで知らない正しい歯磨き法を紹介しましょう。

まず朝の歯磨きのときにハブラシを水などで軽く洗います。
これは夜のうちに雑菌が繁殖しているのを落とすために軽くハブラシを水洗いして、きれいにしてから水を切ります。

歯磨き粉の適正な量はブラシの3分の1です。
多すぎると口の中に唾液が多く出てくるので、唾液が邪魔になって短時間しか磨けなくなってしまうため、少量の歯磨き粉で十分歯は磨けるので3分の1くらいが好ましいです。

歯磨きをしていく順番は、始点と終点(スタートとゴール)を決めて磨くようにします。
こうすることで歯磨きの途中でどこを磨いたかわからなくなって、磨き残しが出てしまうのを防ぐために満遍なく偏らずに、そして磨き忘れがないように始まりと終わりを決めて磨くようにするといいです。
歯磨きの時間は磨き残しがなければ2分で十分です。

そして仕上げのすすぎの回数ですが、すすぎは1回でいいです。
すすぎで口に含む水の量はわずか10ccです。
すすぐ時間は30秒くらいです。
なぜ10ccと、かなり少なめなのかは、歯磨き粉の成分を全体に行き渡らせる量ということで、成分を全部吐き出さずに残すことによって歯を守ってくれるためです。
歯磨き粉の成分が薄く膜を張ることで歯を守り、丈夫にしてくれるはたらきがあります。
そのためにも歯磨き粉の量は多くしないようにするわけですね。
さらにマウスウォッシュをすると虫歯予防や歯周病予防もに効果的です。

歯は研究とともに新しい脅威もわかってきました。
虫歯の治療と歯の知識、正しい歯磨きの方法をしっかりと覚えて、歯磨きは”ルーティン”にして常にきれいにして、自分の歯を20本以上残せるようにしましょう。