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奈良東大寺お水取り2016修二会・お松明の日程情報

   

昨年2015年は過去最高の訪日外国人観光客数を記録しました。
その人数は1973万7千人という、かなりの外国人観光客が日本を訪れました。
この数は前年度比で46.7%増という1.5倍近くも伸びたのは驚くばかりです。

ところで外国人観光客の人気スポットは東京はもちろん、京都や大阪なども定番になっていますが、奈良も人気です。

学生時代の修学旅行のイメージがある方も多いかもしれません。
修学旅行では奈良の大仏で有名な東大寺が代表的な観光スポットですよね。

最近では外国人観光客に人気なのは奈良公園の鹿です。
公園内とはいえ、放し飼いでいる鹿に直接触れ合えるっていうのが人気の理由です。
海外では犬など一部の動物以外はなかなか直接触れ合える機会が少ないようで、日本のようにあちらこちらで動物と触れ合えるのは珍しく、それ目的で訪日する外国人観光客もいるくらいです。

さて、そんな外国人にも人気の奈良ですが、東大寺敷地内の二月堂という仏堂で「お水取り」という行事が毎年行われています。

テレビでも放映されたりしている「お水取り」ですが、松明(たいまつ)に炎がともされ、欄干に火が走る様子は圧巻の迫力です。

映像で見たことがある「お水取り」ですが、どういった行事なのか?そして2016年の開催日程や混雑、アクセス情報をまとめてみました。

東大寺のお水取りの歴史 修二会の意味

修二会二月堂

東大寺二月堂の「お水取り」は正式には「修二会(しゅにえ)」といって、天平勝宝4年(752)に伝わったそうです。
それから一度も途絶えずに続いているのも驚きですが、2016年で1265回目の開催となるというのも驚くばかりです。

お水取りというのは11人の選ばれた僧侶「連行衆(れんぎょうしゅう)」が二月堂の「若狭井(わかさい)」という井戸から観音様に奉る「お香水(おこうずい)」をくみ上げる儀式のことです。

修二会とは本尊(十一観世音菩薩)に対して人々の罪の懺悔や告白をすることです。
修二会の由来は旧暦の2月1日から行われていた法会が、2月に修する法会ということで「修二会」と呼ばれるようになり、東大寺二月堂の名も2月ということから由来されています。

東大寺のお水取りはいつ?開催日程と時間

修二会お水取り

今年で1265回となる東大寺の修二会は一度も絶えず行われてきたと知ると行ってみたくなりますね。

旧暦では2月1日とされていましたが、現在では3月1日から本行が行われます。

東大寺修二会

2月20日~2月末 前行(別火)
3月1日~14日 本行(お水取り)

12月16日の朝に翌年の修二会を勤める11人の僧侶(練行衆)が発表され、年が明けて2月20日から別火と呼ばれる前行からはじまり、3月1日から14日まで二十七日夜の間、本行が行われることになります。

「お松明」は期間中毎日夜の7時から点火されますが、とくに松明の迫力を見るなら12日の籠松明が有名で、その大きさは長さが8m近く、重さも7~80kgはある巨大な松明には圧倒されます。
お松明の火の粉を浴びると無病息災のご利益があるといわれていますので、機会があればぜひ近くで見て火の粉を浴びてください。

お松明の日程と本数

3月1日~11日 19時~ お松明10本 約20分
3月12日    19時~ 籠松明11本 約40分
3月13日      19時~ お松明10本 約20分
3月14日      18時30分~ お松明10本 約10分

お水取り

3月12日の深夜に二月堂の「若狭井(わかさい)」という井戸から「お香水」をくみ上げる儀式が「お水取り」です。
12日はお松明も一番の迫力があって、お水取りの儀式があるため、一番のクライマックスで人気があります。

お松明の混雑予想

東大寺お松明

12日を除く3月1日から11日は混雑していますが、週末の土日はとくに混雑が予想されます。
3月12日は一番の盛り上がりということもあって、大混雑が予想されます。この日は奈良公園周辺の交通規制と二月堂への入場規制がかかりますのでご注意ください。
3月14日は最終日ということもあり、時間は短いのですがお松明が連続して上がっていくのが見どころで、かなり混雑すると予想されます。

お松明は毎日行われますので、混雑を避けて見たいという方は平日に行くと比較的混雑が少ないのでおおすすめです。

3月12日は混雑のピークになり、入場規制が行われますので時間によっては入場できないこともありますのでご注意ください。
また、車で行く場合も16~17時から21時まで周辺の道路が交通規制され、車での入場ができませんので公共交通機関を利用したほうがいいでしょう。

東大寺へのアクセス

修二会の期間中は混雑が予想されますので、できるだけ公共交通機関を利用したほうがよさそうです。

・JR奈良駅から市内循環バス「大仏殿春日大社前」下車徒歩5分
・近鉄奈良駅から徒歩約20分

問合せ先:東大寺 TEL:0742-22-5511

地図:

 

テレビでも放送されることがあるお水取りの儀式とお松明ですが、やはり迫力があるのは直に行って肌で体験したほうがおおすすめです。
とくにお松明は一度は雰囲気や火の粉を浴びる体験をしてみることで、忘れられないものとなるはずです。